くりっく365と株。

くりっく365という物についての話はさんざんして来たので、ちょっと関連の話をば。

東京金融取引所は、個人投資家が証拠金を元手に株価指数を売買することができるくりっく株365を9月に上場予定と発表しました。
本日、発表された資料によると、東京金融取引所が始める株式指数の証拠金取引の対象は日経225と記されています。まぁ、要するにFXのようなレバレッジ型の株価指数商品ってことですね。

私は株価指数をやったことがないので詳しくわからないのですが、つまり大阪証券取引所で扱っている日経225の東京金融取引所バージョンって感じなんでしょうか?
また東京金融取引所では、くりっく株365と同時に、ロンドン証券取引所のFTSE100種総合株価指数などの証拠金取引も予定しているそうです。
ちなみに、くりっく株365における税制面はくりっく365と同様に一律20%の税制優遇となっているようですね。

株式市場はこれだけじゃないですから、もしかすると「JASDAQ」や「マザーズ」なんかでもくりっく365のような商品が出てくるかもしれないってことですよね。株式投資にFXのようなレバレッジ型の株価指数商品を出すという事に、何かメリットでもあるのでしょうかね?株にもギャンブル性を持たせるという事なのか、それとも……?

正直、くりっく365はFXを統括する窓口的な存在であるかと認識していたのですが、色々と調べてみると少し違うような感じです。やはり、投資という行為は同じでも似て非なるFXと株。奥が深そうです。

くりっく365の税制優遇

FX取引と税制には切ろうにも切り離せない密接な関係があります。
FXをよく知る方々の間ではもはや当然の事柄ですが、FX取引で利益を得たなら必ず申告しなくてはならないという義務があります。
申告した利益(額)によって課税され、もちろん申告額が高いほどに課税率も高くなりますね。
申告額をごまかせばいい・・・なんて、そんなわけにもいきません。

ちなみに申告額(利益)とは、FXスワップポイントも含めた取引による利益全てです。
これらに対して税制優遇されるという、なんとも嬉しい有利さがくりっく365にはあります。

くりっく365以外のFX取引の場合、所得に応じて15パーセントから最高50パーセントもの課税がかかってしまいます。
詳しく記すと、以下の通り。

所得195万円以下→課税15パーセント
所得330万円以下→課税20パーセント
所得695万円以下→課税30パーセント
所得900万円以下→課税33パーセント
所得1800万円以下→課税43パーセント
所得1800万円超→課税50パーセント

50パーセントということは、所得の半分。
儲けたつもりでも儲かっていない気にさえなってしまう大きさですね。

くりっく365は違います。
税制優遇されるとはいえ、くりっく365にも申告義務はありますし、課税も当然あります。
しかし、驚くことに課税率は所得の多少関わらず一律20パーセントとなっているのです。
上記のくりっく365でないFXの場合と比べると、195万円以下の儲けを繰り返すならくりっく365以外の方が得ではありますが、330万円以上を儲けていくつもりならくりっく365が断然特になるといえますね。

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